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2007年5月


  筋肉は、大きく三つの種類に分けられます。
心  筋 心臓の壁を構成している筋肉です。
平滑筋 胃や腸などの内臓の内部を覆う筋肉です。
この二つの筋肉は、自分の意思では動すことはできません
(不随筋)。自律神経という神経の働きによって、収縮します。
骨格筋 腱を介して骨に付着しており、身体活動を生み出します。 自分の意思で動かす事ができます。(随意筋)
 

 

 

「骨格筋」が世に言う筋肉です。

まず始めに、筋肉は関節と関節をまたいでついています。筋肉が骨を引っ張ることで関節が動き、それによって身体を動かすことができます。様々な関節を、同時に動かす事によって日常生活が可能となっています。

骨格筋は、主に速筋と呼ばれる筋肉と遅筋と呼ばれる筋肉に分類されます。

速筋は、白っぽい色をしていて白筋ともよばれます。
この筋肉は、短時間の運動や瞬発力を必要とする運動に使われます(無酸素運動)。
しかし、持久力はあまりありません。
◆速筋は例えば、50メートル走や、垂直跳びなどに使われます。

もう一つの遅筋は、赤色をしています。マグロでいう赤身の部分です。
持久力に優れていますが、大きな力を発揮することはできません。
◆遅筋は例えば、マラソンやトライアスロンなどに使われます。

これらの筋肉の割合は、遺伝的な要素が関係しています。しかし、これらの割合はトレーニングにより変化させることが可能です。

 
 
  さてここで…トレーニングをしていると『筋力』や『パワー』と言う言葉をよく耳にします。  
 
ある動作速度において発揮可能な力のことです。
単位時間あたりの仕事量のことです。
パワー=力×距離÷時間です。距離÷時間は速度を求める事になるので、パワー=力×速度となります。
ある物体に発揮された力。
力の作用方向に物体が移動した距離。
 

 

 

レジスタンストレーニングの仕事量の計算の仕方は、以下のようになります。

仕事=挙上重量×垂直距離×レップ数(反復回数)

 
 
  話がそれてきましたので、今度はストレッチについて説明します。  
 
 

筋肉には伸びたら縮むという性質があります。一番わかりやすい例えは、ゴムです。
筋肉の中には、筋紡錘(きんぼうすい)と呼ばれる、感覚受容器官があります。

◆筋紡錘の働き
筋紡錘は筋肉の長さの変化を感知します。また脳や神経と密な関係にあり、その筋肉がどれぐらい伸びることが出来るかという情報を脳や神経と交換しています。いつ働くかというと、筋肉が急激に伸ばされたときです。

例えば、反動を使ったストレッチのときです。筋肉が急激に伸ばされることで、筋紡錘が働き『これ以上伸びると危ない!!』 と感じ、脳から『縮みなさい!!』という命令がでます。 一種の防御反応ですね。これが主な働きです。

アキレス腱などの腱と呼ばれる部位にも、筋紡錘とよく似た腱紡錘と呼ばれるものがあります。 働きは、筋紡錘とは逆で急激に伸ばされることで、脳から『緩みなさい!』という命令がでます。 これも同様で一種の防御反応です。

この筋紡錘、腱紡錘の働きを越えて負荷が加わると筋肉や腱を損傷することになります。

 
  なので、これらを理解したうえでストレッチをしましょう。
運動前には、多少の反動をつけるのはOKです。
 
  脳、神経、筋肉へ『これから動くぞっ!!』という合図になり、運動へスムーズに移行できるでしょう。
ただし!!反動ばかりのストレッチになると、脳が筋肉の長さを充分理解出来ません。なので、静的なストレッチも必ず取り入れましょう。
(例)ブラジル体操、エアロビのウオーミングアップ後のストレッチ
 
     
  そして、運動後には、静的なストレッチでじっくり伸ばしましょう。  
  運動によって筋肉は疲労しています。言うならばオーバーヒートした状態です。なので反動はつけずに行います。運動終了の少し前にゆっくりしたペースのランニングやウォーキングをすると、血液の流れが良くなり疲労回復も早くなります。その後ストレッチすると、より効果的です。

◆ストレッチの順番 (これは、あくまで自分の考えです)

運動前なら、座って行うものから立って行うものに変えていきます。
筋肉は下半身から上半身へ。最終的に立って行うことで、運動の動作へ近づけていくことが目的です。

運動後なら、立って行うものから座って行うもの、最終的に寝て行うものへ変えていきます。
立った状態から、座るものへ変えることで身体は安定し余計な力を使う必要がなくなり、よりリラックスできるからです。
 
     
  それでは、楽しく身体を動かしましょう。  
     
  製作者:ジムスタッフ 福永  
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