2006年 9月号

No. 110 

今月のテーマ

「不眠症」

 9月に入り、まだまだ残暑の厳しい日々が続きますが、少しずつ気温も下がり、もう少しで秋です。暑さで眠れないという以外にベッドに入ったが眠れない事や、気を取り直して眠ろうと焦れば焦るほど頭が冴えてくるという経験はないでしょうか。このような不眠には何らかの原因があり、通常は数日のうちに自然に回復しますが、なかなか改善せずに長く続くと「不眠症」と呼ばれる状態になります。そこで今回は、健康な生活を送る上で注意すべき、「不眠症」について皆さんと学んで参りましょう。
 

1.不眠症とは

 一般に眠るのは身体の疲労を回復させるためと考えられていますが、実はそうではありません。1日中部屋の中にいて身体は疲れていなくても夜になると眠りたくなります。これは、脳が疲労を取るために自分自身を休息させようとすることで、これが睡眠なのですが、何らかの原因で、脳に備わった眠りのメカニズムが上手く働かなくなった時に、不眠症の症状が現われます。


2.不眠症の症状

不眠症には、「入眠障害タイプ」「中途覚醒タイプ」「早朝覚醒タイプ」の3つのタイプがあります。
 
【1】 入眠障害タイプ
   寝つきが悪いという症状です。原因としては精神的ストレスや気持ちの高ぶり、心配事によるものが多いです。不眠を恐れる気持ちや眠れなかったらどうしようという不安のために、頭が冴えてしまい寝付けないのです。ストレスの原因や心配事が解消されると通常は解消されます。睡眠時間には個人差があることや、やみくもに長く眠っても決して疲労が回復するわけではないことを理解する必要があります。
 
【2】 中途覚醒タイプ
   すぐに寝付くことはできても睡眠の途中で何回も目が覚め、もう一度眠りに入るのに時間がかかるため熟睡が妨げられるという症状です。重症になると熟睡感が得られなくなります。睡眠時間は、日中の生活によって影響されます。特に運動量が減ると、脳が眠っていられる時間と、意識して眠ろうとする時間に差が出来るため、夜中に何度も目が覚めるようになります。日中に身体を動かし運動する習慣を付ける事が重要です。
 
【3】 早朝覚醒タイプ
   寝付きは比較的良く、すぐに眠れますが、夜が明けないうちに目が覚めてしまい、それから眠れないという症状です。好きなことをやってみると症状が改善することが多いので、もう一度眠ろうと焦ったりしないことが重要です。

3.不眠症の対策

眠りにつくまでの過ごし方は、眠りを妨げるような興奮や活動を避けることと、心身を積極的にリラックスさせるためのコツをつかむことです。睡眠を妨げないためには、夕食後のカフェイン(コーヒー、茶類、スタミナドリンク、ビタミン飲料、チョコレートなど)を含む飲み物や食べ物の摂取を避け、眠る2時間前は重い食事をとらないようにし、就寝直前に入浴する場合は少しぬるめ(最高でも40度)にして、20分以内にして下さい。
また、快適な睡眠を得るためには、リラックス法を習得するのも良いとされています。眠るまでのリラックス法には、簡単なものから訓練を要するものまでいくつかあり、最も簡単なものとしては、音楽を聴いたり読書をしたり、芳香を用いたアロマストレッチなども効果があります。
そして、訓練を要するものとして、自律訓練法を利用するのが良いとされています。これは心身が張りつめている交感神経過緊張型の人がなりやすい神経症や心身症の治療に用いられている一種の自己暗示法です。ベッドに横になり、手足の重い感じや温かい感じをじっくりと味わいます。習得すれば意識的に全身を弛緩させ、緊張を解くことができますので、入眠法としても有効です。同様のリラックス法は、流行の気功法やヨガの中にもあります。いずれの場合もあまり欲張らず、自分なりにリラックスするための習慣を持ち、毎日実践することが大事です。
 
 このように不眠症は、就寝前の過ごし方に気を付ける事やリラックス法を習得する事により防げると言う事がわかりました。眠れないのはとても辛いものです。ビバでは、気功法やヨガが含まれているプログラムがありますので、気持ちに余裕がなくなる前に、「気功」「ピラティス」「フィットネスタイチ」「ヨガストレッチ」「アロマストレッチ」「自橿術」などのスタジオレッスンを受講して頂き、リラックス法を習得して快適な睡眠を手に入れて下さい。
 
 

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