2009年 2月号

No. 139 

今月のテーマ

水中運動

2月です。みなさん忙しい日々をお過ごしかと思います。まだまだ寒さも厳しく、外で運動をするという気がなかなか起きない時期ですね。結果的に運動不足になりがちの人も多いでしょう。 しかも、お正月に増えた体重がまだまだ解消できていない人も多いのではないでしょうか?
そこでお勧めしたいのが、プール!水中運動です。陸上運動では、得られない効果もあります。 今回は、そんなプールでの運動(水中運動)について皆さんと学んで参りましょう。


1.水中運動とは

水中運動は、水の持つ特性により安全に実施できるエアロビック運動 であることは勿論、運動の方法によってはリラクゼーション(筋肉を リラックスさせる)や局所筋運動(必要以上の筋肉の衰えを予防する) を可能にする最も優れた健康づくり運動です。


2.水中運動の効果

エネルギーの消費
人は、何もしなくても水中にいるだけで陸上にいる時よりも多くのエネルギーを消費しています。水中にいると人間は体温が奪われやすくなるので、体温を一定に保つために陸上にいるときよりも多くのエネルギーを消費することになります。

心肺機能の強化
呼吸については、水中では水圧が生まれ、陸上にいるときよりも余分な圧力がかかるため、呼吸をするときの動作が大きくなります。さらに、泳いでいるときは、水中で鼻から息を吐き、顔を上げたときに口で吸うという動きを繰り返しています。
水圧の関係や、その一定のリズムの水泳独自の呼吸法によって、呼吸機能や心肺機能も鍛えられるというわけです。
 
優れた有酸素運動
水中運動は有酸素運動の代表格と言われています。泳がずに水中で歩いているだけでも、全身を使うことができ、運動強度が高くない分、長時間連続してできるのが特徴です。しかも、水中では浮力があるので、カラダ全体への負担が少なく、関節に痛みを抱えている人でも、陸上に比べてラクに動かすことができます。


全身を使った運動
水泳は全身を使って推進力を得ています。例えば、クロールを泳ぐときは、腕(肩)を回しますよね。そして、息継ぎの時は半身になるので腰をひねる動きがあり、足を使ってキックを打っています。上半身の運動効果は、他の有酸素運動に比べると圧倒的に高く、通常使わない筋肉を使うことから、全身をバランスよく鍛えることができます。
また、普段の生活では重力の都合でどうしても下半身に溜まりやすい血液も、カラダを水平にしたまま動かすことで循環がよくなり、全身に行き渡らせることができるようになります。


3.水中運動のポイント

☆リラクゼーション☆
―水に体をまかせて浮く―
心身がリラックスするように工夫する。 特に筋肉を緊張させないように工夫する。

☆局所筋運動☆
―短時間に一部の筋肉に刺激を与える―
水の抵抗を使って、膝の曲げ伸ばし運動など30回以上は連続して実施できない程度に負荷をかけて筋肉を刺激する。

☆エアロビック運動☆
―水の中で長く体を動かし続ける―
15分〜30分程度運動の強さを一定に保って連続して運動する。

 


4.水中運動と陸上の運動

水中運動の長所を捉えて話しを進めてきました。しかし、最後にこの水泳・水中運動の長所こそ、 最大の短所であることにも触れておきます。
骨を強くしたり、骨の老化を押さえるには重力に対して姿勢を保持しながらの運動が必要になります。また、転倒や事故から身を守るには、大きな力やすばやい動きも必要になります。水中運動で得た運動効果を陸上で生かしていくためには、陸上での運動とあわせてやっていくことが大切です。

ビバスポーツアカデミーでは、水中ウォーク、アクアビクス等、泳ぎの苦手な方、初心者の方でも気軽に参加できるプログラムを多数用意していますので、詳しくは、スタッフまでご相談ください

 

 

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