2009年 4月号

No. 141 

今月のテーマ

「ビタミン」

4月になりました。桜の花もきれいに咲き、あたたかくとてもいい季節になりましたね。 この4月から新しい生活をスタートさせた人も多いかと思います。今回は、新年度をむかえ 忙しい皆さんに、健康な生活に欠かせない栄養素ビタミンについて、学んでまいりましょう。


1.ビタミンとは?

ビタミンの定義は『微量で体内の代謝に重要な働きをしているにもかかわらず、自分で作ることができない化合物』とされています。(極微量ながら、体内で生成できるビタミンも一部あります。)
つまり、健康的に生きて行くうえで必要な物質なのですが、自分で作ることができない物質ということです。体内で作り出せない以上は、野菜や果物などの食べ物や、食品などで外から補給しなければなりません。


2.ビタミンの種類

ひとくくりにビタミンといっても、現時点では、13種類のビタミンが確認されています。大きくは、脂溶性(油に溶けるビタミン)と水溶性(水に溶けるビタミン)に分類されています。そして13種類のビタミンには、それぞれの効果がありますが、お互い助け合いながら体の調整をしています。
ビタミンA ビタミンB1 ビタミンB2 ビタミンB6 ビタミンB12 ナイアシンパントテン酸 ビオチン 葉酸 ビタミンC ビタミンD ビタミンE ビタミンK の13種類です。


3.ビタミンの効能とおもな食品
ビタミンA
疲れ目や視力の低下を防ぐ
ガンを予防する
肌あれを防ぐ
風邪を予防する
粘膜の形成や働きに
活性酸素を除去
食品:レバー/バター/うなぎ
ビタミンB1
糖質の分解を助ける
疲労回復を早め、倦怠感を予防
ストレスを緩和する
アルツハイマー病を予防
食品:豚肉
ビタミンB2
脂質の分解を助ける
肌を健康に保つ
成長を促進させる
脂っぽい皮膚を抑える
口内炎や口角炎等を抑え粘膜を健康に保つ
食品:レバー/乳製品
ビタミンB6
たんぱく質や脂質の分解を助ける
口内炎や口角炎等を抑え粘膜を健康に保つ
免疫力を高める
動脈硬化を予防
食品:マグロ/果物バナナ
ビタミンB12
悪性貧血を予防
動脈硬化を予防
腰痛や肩こりを緩和
精神を安定させ集中力や記憶力を向上させる
不眠症の緩和
食品:動物性のもの/肉/魚
ナイアシン
二日酔い、悪酔いを防止
たんぱく質、脂質、糖質の分解を助ける
喘息時の喘鳴音を緩和
口内炎や口角炎等を抑え粘膜を健康に保つ
食品:レバー/魚類
パントテン酸
脂質、糖質の分解を助ける、 化学化合物の解毒作用
ストレスに対する抵抗力を高める
肌を健康に保つ
免疫力を高める
食品:レバー/納豆
ビオチン
脂アトピー性皮膚炎の原因を減少させる
肌や髪を健康に保つ
糖尿病を緩和
糖質のリサイクルを助ける
食品:レバー/肉類/大豆/ピーナッツ/卵黄
葉酸
悪性貧血を予防
動脈硬化を予防
DNAの合成や細胞分化
修正を助ける
ガンを予防
免疫力を高める
胃腸の粘膜を強くする
食品:レバー/ほうれん草
ビタミンC
免疫力を高める
コラーゲンの生成を助ける
ガンを予防
ストレスに対抗
コレステロールを下げる
活性酸素を除去する
しみ・そばかすを防ぐ
痛風を緩和
食品:野菜や果物に多い
ビタミンD
歯や骨を丈夫にし
骨そしょう症を予防
筋肉をスムーズに収縮
食品:魚類/鮭/カレイ
ビタミンK
出血時の血の凝固を助ける
歯や骨を丈夫にし
骨そしょう症を予防
食品:緑黄色野菜/納豆
ビタミンE
出血時の血の凝固を助ける
歯や骨を丈夫にし
骨そしょう症を予防
食品:緑黄色野菜/納豆

4.ビタミンの摂り方

方法としては、食べ物や食品から継続的に、体内に補給していきますが、十分な摂取量を確保できない時は、サプリメントで補給する事もひとつの方法です。
ビタミンを効率よく摂取するには、ひとつのビタミンを摂取するよりも、複数の相性のよいもの同士を同時に摂取すると、格段に効果が上がる場合が多く、また調理の仕方によって効果が表れにくくなるものもあるので押さえておきましょう。

健康志向が高まる中で、きちんとしたビタミンの知識を持ち周囲や情報に流されないようにすることが、正しいビタミンの摂り方につながります。正しくビタミンを知ることができれば、ビタミン不足によるビタミン欠乏症やビタミンの取り過ぎによる過剰症も怖くありません。


 

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