2009年 9月号

No. 144

今月のテーマ

「新型インフルエンザ」

9月に入り、過ごしやすい季節であり、自然の中で思いっきり遊べる季節でもあります。 しかしながら、世間では『 新型インフルエンザ 』の世界的な流行で、日本でも1700以上の確認事例が発生し、感染者は強制入院の対象にもなっています。
新型インフルエンザの対策として、ひとり1人が正しい知識を持ち、適切な行動 をとることも大切です。今回のビバ通信を通じ、新型インフルエンザから身を守る 為にも、知識を共有していきましょう。


1. 新型インフルエンザ

新型インフルエンザとは、新たに人から人に伝染する能力を有することとなった ウイルスを病原体とするインフルエンザであって、一般に国民が免疫を持たないことから、全国的かつ急速なまん延により国民の生命および健康に重大な影響を与える おそれがあると認められるものをいいます。


2. 新型インフルエンザの症状

・突然の高熱(38度程度)
・咳
・下痢
・嘔吐
・咽頭痛(のどの痛み)
・倦怠感(だるさ)
・鼻水、鼻閉

季節性のインフルエンザと類似していると言われています。ただし、季節性 インフルエンザと比べて、下痢や嘔吐が多い可能性があると指摘されています。 今回の新型インフルエンザについては、季節性インフルエンザ同様に感染力が強い ものの、多くの患者が軽症のまま回復しているとされています。 しかし、今後ウイルスが変異する可能性もあり、油断は禁物です。


3. 新型インフルエンザの感染

新型インフルエンザは、多くの人が免疫をもっていない為、通常のインフルエンザ に比べ、感染が拡大しやすく、多くの人が感染することが考えられます。感染経路は 通常インフルエンザと同様で、咳やくしゃみとともに放出されたウイルスを吸い込む ことによっておこる飛沫感染と、ウイルスが付着したものに触れた後に目、鼻、口 などに触れることで、粘膜、結膜などを通じて感染する接触感染が考えられます。


4. 新型インフルエンザ感染で重症化の可能性が高いのは?

・妊娠中の女性
・5歳以下の乳幼児
・65歳以上
・持病を持つ方
 (腎臓・心臓・呼吸器に病気、障害のある方、糖尿病、メタボ、免疫機能不全)


5. 新型インフルエンザの予防法、個人の衛生

現在のところ、新型インフルエンザを予防する為のワクチンは存在しません。 このため、ウイルス感染を予防のためには、手洗い、うがいをしっかりすることが 大切です。手洗いは、外出後だけではなく、可能な限り、頻繁に行いましょう。 石鹸を使い最低でも15秒以上洗い、洗ったあとは清潔なタオルなどで水を十分に 拭き取りましょう。
また、ウイルスが粘膜を通して感染するため、極力鼻や口などを触れないように しましょう。また、咳、くしゃみの際の『咳エチケット』も感染防止の上では 大切です。咳やくしゃみのある人は必ずマスクを装着しましょう。
また、新鮮な野菜と果物を含むバランスのとれた栄養、全粒穀物、脂肪の少ない たんぱく質の摂取、十分な睡眠、適度な運動、人ごみを避けることなど、季節性の インフルエンザの感染予防法は新型インフルエンザに対しても応用可能です。

 
メキシコシティで電車内にて感染予防の為にマスクを着用する人々

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